自分自身に許可を与える…
先日読み終えた本の感想を書きたいと思います。
『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』
Tina Seelig
実は大分前に買っていた本ですが、前職の内容と上手くリンクできずに途中で終わってしまっていたのです…
改めて読んでみると本当に素晴らしい内容で、当時の自分を怒ってやりたくなりました…
いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたらどうしますか?
冒頭の一文を引用しました。実際にティナ氏が大学の講義で出した課題です。
自分なりに色々と考えましたが、学生達の回答にハッとさせられてばかりでした。一番稼ぎだしたチームは650ドル。みなさんも考えてみると面白いかもしれません。
ここでは、解決すべき課題はどこにでもあり、それを解決する独創的な方法はつねに存在するということを伝えています。どうにもならない問題は案外無いのかもしれないと思いました。
他にも、様々なワークや実在人物の事例を通して、成功する人の考え方、イノベーション、ルールの捉え方など盛りだくさんに紹介されていて、かなりお腹いっぱいになりました…
ただ、この本を通して著者が伝えたかったことは、意外に簡潔明瞭でした。
それは、「自分自身に許可を与える」ということです。
常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可。
自分に許可を与えるって、何だか違和感を感じると思うのですが、よくよく考えてみると、世間の常識を踏まえ自分を抑える、ないしは我慢することが普通になってきていますよね。そんな状態がデフォルトになってしまっているような気がします。
人生は、結局のところ自分自身が作っていくものだと改めて気付かせてもらいました。
自信を持ってオススメできる本でした!