30歳ビジネスマンの日記

昨日より今日 今日より明日

礼を尽くす…

「たとえ身分の低い者であっても見送りをしてくれるならば、馬をそちらの方向に引き向けて丁寧に礼をするといいだろう。身分の低い者でも帰る際には少し見送ってやるのがよく、とにかく人よりも余計に礼を尽くすのがよろしい」

鎌倉時代の武士 北条重時の言葉です。

先日この言葉を見た時、これまでにお会いした方達の顔が何人か思い浮かびました。

その方達は、立場は違えど年下の自分にも敬語でお話しをされていました。ただでさえしっかりされている印象なのに、目下の私にもそんな丁寧に対応するものでしたから、この人には勝てないな~とどこかで思っていた記憶があります。

 

そして、今一度、普段の自分の振る舞いを思い出して、いくつも反省点がありました…

メーカーさんと話す時に、ざっくばらんな雰囲気に任せてポケットに手を突っ込んだり、腕を組んで話をしたり。腕を組むのは癖のようで、たまにお客様の前でもやってしまうことがありました…

正直、私は昔から堅っ苦しいのが苦手で、あえて崩した雰囲気を作ったりします。基本的にリラックスした空気の方が何かと良い方向に行くんだとどこかで思っていました。なので、お客様の前でもある程度堅苦しくなり過ぎないよう、割と自然体で臨んできました。

ですが、思い返すと、自分がリラックスしたいだけだったんじゃないか、相手のことを考えているつもりになってただけじゃないかと思う場面も多々ありました…

どんな相手にも礼を尽くす。

言葉にすると重たいですが、常に心に置いてなければと思いました…